推進体制
環境長期ビジョン「SEKISUI環境サステナブルビジョン2050」および環境中期計画「SEKISUI 環境サステナブルプランAccelerateⅡ(2020-2022 )」に基づき、環境課題解決に向けた取り組みを展開しています。また、課題解決を加速するため、サプライチェーンマネジメントの強化や従業員への教育・研修にも注力しています。
環境中期計画の目標体制と推進体制の構築
積水化学グループは、中長期の方向性として、グループビジョンで掲げている姿を目指していく中で、より明確な経営戦略を描くため、2019年には2030年を目指したビジョンステートメントを策定し、2020年度よりこれに基づいた戦略を展開していきます。
2030年には、“Innovation for the Earth”として、サステナブルな社会の実現に向けて、LIFEの基盤を支え、“未来につづく安心”を創造し(社会的価値)、ESG経営を中心においた革新と創造で、社会課題解決への貢献を拡大し、業容倍増(売上2兆円、営業利益率10%以上)を目指しています(経済的価値)。
サステナブルな社会の実現に向けた企業経営を行っていく中で、LIFEの基盤を支え、“未来につづく安心”を創造しつづけるために、さまざまな地球上の環境課題に関しては、より長期の視点で、やるべきことを展開し、実行していく必要があります。
これまで環境課題に対しては、2030年を見据えてどのように取り組むかを考え、方向性を描いてきました。2019年には、改めて顕在化してきたさまざまな事象や社会要請をとらえ直し、2050年に向けた環境面の取り組みの方向性に関して、「SEKISUI環境長期ビジョン2050」を策定。このビジョンからバックキャストを行い、個々の環境課題に対して全社の経営戦略の中でやるべきことのマイルストーンを描き直しました。マイルストーンを達成すべく、2020年度からの3ヶ年の中期計画における具体的な目標値を設定し、推進していく体制はこれまでと変わりません。